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3000日! [擬人化]

すっかり秋模様になってきました!空が今日綺麗な鱗雲でとってもステキだった。
あ、台風が迫ってますね。2個も。追従型みたいでこの休みはびゅうびゅう酷い風が吹くのかも。

すっかりツイッターにとっぷりしていてブログに依存しようと思っていたのですがなかなか…。
ラクガキ三昧とかしていてとっても充実しています。もちろん、モデル様も忘れておりませぬ!
一段落したので、取りかかっていこうと思います。
よそのお子さん可愛いく着飾りたい。



【ロルフ3000日】

ロルフが生まれて今日で3000日です。

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可愛い私の娘です。
3000日前に飼い始めたときはトビネでした。
初めてユンクをみて、「これが飼いたい!」と喜び勇んで飼い始める→いない→似てるトビネ発見→これがユンクに進化するのか、よし!!
という流れでした。知らないって怖い。
今では笑い話の一つですw

そんなこんなで飼い始めたロルフですが、もうそんなに経ったんだなあっておもいます。
もう、そんなに一緒に居るんだ。
沢山の時間を共有してるんだ。
毎日餌をあげて、素敵な小物を揃えて、小さな空間を美しく着飾る。
そんな毎日でしたが、ロルフはどんな風に成長したのかな?って考えて節目になるだろうと勢揃いさせてみました。

一番手前の小さなロルフ、チビロルフが一番初めのロルフです。
王にまだちびすけって呼ばれてた頃。やんちゃ、というよりは、少し拗ねたような視線の子で、髪が長くなかったら少年と間違えられていた頃。

その隣のちょっと大人びた頃が2番目のロルフ。
一番ブログやサイトで書いていたロルフです。
少女から少し大人に。そしてお嫁さんになった頃。家族って言うものがどんなものか判らなくておままごとみたいな毎日だった。友人と一緒にバカをやっているのと同じぐらいだって感じていた。
子供は可愛く愛おしかった。全て守りたかった。守る力ばかり追い求めていたころ。

中心奥のショートぎざ耳のロルフが3番目のロルフ。
母親として達観していた頃。
そして、恋とはどんなものかしらと笑えた頃。
傭兵稼業をやったりしておもしろおかしく生きたころ。
愛した人をてにかけたころ。
一番我が儘に、一番奔放に生きていた頃です。
彼女は自負する。揺籃である事を。

母であり、姉であり、盾であり、剣であり、家であり、かいなであり、揺籃であると。


右下の小さな少女の姿が4番目のロルフ。
平坂で今一度生まれ直した姿。
産声を上げたとき、家族が傍にいた。
愛し愛されて育てられたまっすぐな少女。
遊牧の民として草原をかけていたころ。

真ん中左が5番目のロルフ。
平坂でお嫁に行った頃の。少女のような、母のような。
その間に居るころ。
やっぱり台所に入らせて貰えないころ。
刺繍するのが好きな子。

左奥にいるのが6番目のロルフ。
豪商の奥さん、であり、草原の民。
母がどうして自分を捨てたのか。
父が何者であるのかを知った頃。


なんだかロルフの歴史みたいだな。
きっと8年ちょいの思い出だね。


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健やかに。
これからも一緒に居てね。



あ、そうそう200レベルになったね。やっとかな!!
いいの、おまえはかわいいのだから!!!




*--------*

追記は新キャラであります。(またかい。*------*


【闇原の狼と白花の蝶】

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名前:ザッハヴァルガン
字:闇原の狼

ロルフの実父。
狼の一族を率いる群れのNo.2
闇原のと揶揄されるのは彼が奴隷商だから。
欲しいものは全て手に入れる。
売れるものは何でも売り払う。
それこそ、人の命でも、道ばたの石でも彼にとっては同じ価値しかなく。
必要とあらば星の位置さえも動かしてみせる。
需要があるならば一族郎党ですら売り払うことが出来る人。

愛し方も彼は独特。丸ごとひとつを愛でる人。
今もただ唯一愛しているのは父だけ。
父を愛し、父を尊敬し、父を信じて、父をてにかけ、父をまとう。
彼の肩に掛かっている毛皮は父が死した後の姿を剥いだもの。
丸ごと所有する、いつも一緒に居る。
そんな愛し方しかできない人。





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名:ファルエン
字:天原の蝶

南の放浪部族、ダルヒム一族の末妹姫。
素直で一途。意外と頑なな一面も。世間知らずで羊の群れと一緒に放牧されるような女の子。
舞の名手で、その姿はまるで天にある天が原に舞う蝶のようだと言われている。
ダルヒムが宴席に馳せた時、その姿を消したと言われている。
情報塔と呼ばれる長の力を持っても行方は判らなかったが。
その年15才。それから3年経ったある日、乳飲み子のロルフを抱えてダルヒムに戻ってきた。

その後自害。

「この子が闇原の狼の子だと知れたら、必ず殺されてしまう。奴隷商とはそれほど忌み嫌われるもの。けれども娘に何の咎があるのでしょう?生まれたての、何も知らない無垢な娘に、一体どんな咎があるというの?」

一族に返された後頭の中を唯それだけがぐるぐるしていたファルエンは、ある日命をかけて長に懇願する。
娘をお願いします。この命にかけてお願い申し上げます。と。


彼女の生はとてもとても短いものだったけれど、峻烈に生きた。
一生に一度の恋を、愛を、命がけでやり遂げてしまった人。


天原の蝶、ロルフのお母さんはこんな人でした。



*------*

ザッハは所有することに凄くこだわる人。
けれどなぜファルエンを手放したのか。
ぐるぐる考えて一つの答えが最近でた。

ザッハにとってファルエンは自分のものじゃなかった、ってだけでした。
「母親は、子供のものであるべき。」と。
ファルは思い立ったら吉日な子だから(だからすぐ自害したし。)
ザッハの肩にあるのが父親だと言う事、何故所有するのかということを聞いた後、
「ファルも、お側にいたい。ファルの皮もはいでいただけますか?」
とか聞いちゃう子。
「また今度な。」って言ったら心底嬉しそうだった。
けれど、そのうちに子供が生まれて、その母子を見ているうちに
「母親は子供のものである」と気づいたから。
全て自分の物にはならない。全部を所有したら子供の取り分がなくなってしまう、と。
子供には母の愛を受ける権利があるから。
それに自分の子だからその権利ぐらいあげないとなーって考えてたら

「そっか、ファルは俺んじゃなかったか。」
と気づいたので元あった場所に返してみました。という。


たぶん死んだことをザッハヴァルガンはしらない。
知ってたらそれはそれで騒動が起こりそうな…。


次のお話でそこら辺も書いていきたいところです。
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